2025.10.30 お知らせ
10月定例会が行われました
10月18日(土)にクロスパルにいがた美術工作室1で10月定例会を開催しました。定例の事業・活動報告の後は学習会。「実りの秋…日本のコメと農村について考える」というテーマで、猪雅美さん(米農家、阿賀町在住)と伊藤亮司さん(新潟大学農学部)のレクチャーと質疑応答・意見交換を行いました。
猪さんからは、「私の就農ストーリー」と題して、阿賀町にUターンして米づくりを始めたいきさつに始まり、「農業=脳業」、「なんだかんだいっても農業は楽しい!」など実感のこもった話がありました。
また、伊藤さんからは、「どうなる?私たちの食料・農業・農村ーコメ問題を出発点とした地域の持続性への視座ー」と題して、マスコミでは語られない「令和の米騒動」の本質に始まり、消費者と生産者は共につくって食べる仲間であり、新潟には農業・農村が近くにあるという魅力・底力があるなど、広範囲にわたる提起がされました。
その後の参加者との意見交換も含めて、「リアル」をもとに冷静に本質を見るという視点が共有できたのかなと思います。
講師の猪さん、伊藤さん、そしてご参加の皆さま、ありがとうございました。
次回の定例会は、11月15日(土)13時30分~新潟市中央図書館「ほんぽーと」3階多目的ホールして映画『春、阿賀の岸辺にて』の上映会と、旗野秀人さん、小森はるかさんをお招きし、トークセッションを行います。皆さん奮ってご参加ください。









