小水力事業

当会では新潟県津南町で小水力発電事業の開発を進めています。
小水力発電とは、河川の上流に小規模な堰を設けてその水の一部を取水し、パイプを使って下流に設けた水車まで導き、その水車を回して発電するものです。水車を回した水は元の川に戻されます。自然の地形の高低差を利用した発電方式で、ダム建設を伴う水力発電とは異なり、大規模な造成を必要としません。小水力発電には次のようなメリットがあります。

【小水力発電の特徴】

  • ダムのような大規模開発をしないので、河川環境への影響を小さくすることができる。ただし、上流の取水口から下流の水車発電機までの間の河川流量は減りますので、その間の最低流量など、生物が生息できる環境は維持しなければなりません。
  • 発電出力が比較的安定している。
    河川の水量の変化による変動はありますが、水車を回す水の量は比較的安定しているため、365日24時間安定的に発電できます。
  • いったん建設すると長期間発電できる
    途中のメンテナンスを適切に行えば、数十年単位で発電を継続できます。

【開発中の津南町小水力発電所の概要】

  • 開発パートナー:環境エネルギー政策研究所(ISEP)、三菱UFJ信託銀行、他
  • 計画地:中魚沼郡津南町、十日町市
  • 発電機出力:635kW
  • 着工時期:2024年春~夏

発電開始時期:2025年以降のできるだけ早い時期を目指す

小川を流れる水で電気を生み出します

建設予定地がある津南町の風景